ビッグバン宇宙論 その2

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ビッグバン宇宙論を読んで、人間が『既存の考え方』を打ち破ることは本当に難しいことであることが、改めて分かった。

人間が既存の考え方を変えるということは、『たった一人が違う考え方を見付ける』ということではない。
『違う考え方がスタンダードとして広く受け入れられる』ということである。

つまりそこには、『既存の考え方』と同時に『既存の考え方に従う人々』・・・つまりは『既存の権威』があるのである。
これはある側面から見れば、『既得権益を持つ人々』がいることと同義であるかもしれない。

しかし、これは実は自然科学という分野においては意外に思える。

何故ならば、自然科学の分野では人がどう思うということではなく、“何が正しいのか?”によって物事が決まるというように想像されるからである。
特に象牙の塔とは縁がない一般人にとってはそう思える。

だが、自然科学の分野においても、“正しいこと”が“正しいこととして決まる”わけではない。

“正しいと認められること”が“正しいこととして『決められる』”のである。

絶対的で超越的な存在が決めるのであれば別であろうが、やはり決めるのは人間なのだ。

つまり、どんなに正しいと思われることであっても、人間の主観が入ることを許す。

人間の主観が入れば、それは『絶対的に正しいもの』ではなくなる。


自然科学の発展が、正にこの『人間の主観』と『絶対的な正しさ』の闘いであったことが、本書を通じて読み取れるのである。


ビッグバン宇宙論 (上)
ビッグバン宇宙論 (上)
著:サイモン・シン


ビッグバン宇宙論 (下)
ビッグバン宇宙論 (下)
著:サイモン・シン



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